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ホンダ-バイク関連情報

【ホンダ】「HAWK 11」が「オートカラーアウォード2022 特別賞」を受賞

Hondaの二輪ロードスポーツモデル「HAWK 11(ホーク イレブン)」が、12月14日(水)、車両の優れたカラーデザインを顕彰するオートカラーアウォード2022※(主催:一般社団法人 日本流行色協会)において特別賞を受賞した。Hondaとして特別賞の受賞は、2016年「NSX」以来の2度目、Hondaの二輪車では初の受賞となる。

HAWK 11(パール ホークスアイ ブルー)

受賞理由

今回、ノミネートされたCMFデザイン全体では、「自然風景をCMF」で表現するという傾向が目立った。コロナ禍で空気を思う存分吸える場所に行きたいという思いがあってか、アウトドアブームともいえる現象が起きた。それはコロナ禍のためだけではなく、デジタル化していく社会と自らの身体が持つ「自然」との矛盾を解消する時間ではなかったのか?
 バイクは身体と一体となって動くモビリティ、身体感覚をフルに活動させて味わう「心象」をみごとにCMFで表現している。

* 一般社団法人 日本流行色協会のホームページから引用 CMFとはCOLOR(色)MATERIAL(素材)FINISHING(加工)
※一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が主催する、モビリティのカラーデザインの企画力や、形との調和を含む、内外装すべてのカラーデザインの美しさを評価する顕彰制度で、1998年からはじまり、2022年で審査会としては24回目を迎えた。
一般社団法人 日本流行色協会 オートカラーアウォード2022関連ページ

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本田技研工業株式会社

【ホンダ】二輪製品のカーボンニュートラル化に向けたアプローチ

Hondaは、二輪車の今後の環境戦略の主軸として二輪車の電動化を加速させ、2040年代にすべての二輪製品でのカーボンニュートラル実現を目指すと発表した。

ホンダ、グローバル電動車ラインナップ(2025年までに計10モデル以上を展開)

ICEの継続的な進化への取り組み

二輪車の幅広いニーズや使用環境に対応しながら、カーボンニュートラルを実現するため、ICE(※1)ののCo2排出量削減に継続的に取り組んでいるほか、ガソリンやエタノールなどを混合したカーボンニュートラル燃料に対応するモデルの開発にも取り組んでおり、具体的にはフレックスフューエル(E100)(※2)対応モデルをすでに販売しているブラジルに加えて、二輪車の主要市場の一つであるインドにおいても2023年以降にまずフレックスフューエル(E20)対応モデル、続く2025年にフレックスフューエル(E100)対応モデルの発売を予定する。

※1インターナル・コンバッション・エンジンの略(内燃機関のこと)
※2 ガソリンとエタノールの混合燃料。ガソリン100%からエタノール100%までさまざまな混合比率があり、E100はエタノール比率100%、E20はエタノール比率20%を指す

電動化の取り組み

幅広いニーズに応える電動二輪車の投入

拡大する市場に対し、Hondaは幅広いニーズに応える電動二輪車を投入していく。2025年までに、コミューターとFUNモデルをあわせて合計10モデル以上投入することで、今後5年以内に年間100万台、2030年には、販売構成比の約15%にあたる年間350万台レベルの電動車販売を目指す。

グローバル電動車販売イメージ(電動車とICEの販売構成比)

商品展開の詳細

①コミューターEV

近年、企業の環境意識のさらなる高まりにより、ビジネス用電動二輪車の需要が高まっている。これを受けHondaは、「Honda e: ビジネスバイク」シリーズを展開しており、すでに日本郵便やベトナムポスト(※3)で活用されている。さらに、タイランドポスト(※4)との共同実証を開始し、タイでは今月「BENLY e:(ベンリィ イー)」の生産・販売開始を予定するなど、ビジネス用電動二輪車の海外展開を加速している。これらのモデルには、小口配送などのビジネスユースへの親和性が高く、航続距離や充電時間といった電動車普及の課題解決にもなる交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack(モバイルパワーパック)」を採用。
またパーソナルユースにおいても、2024年から2025年の間に2モデルを投入、アジア、欧州、日本で販売する予定となっている。将来に向けては市場環境や用途、技術進化も踏まえ、交換式バッテリー以外の選択肢も視野に入れ検討を進めている。

②コミューターEM(※5)・EB(※6)

現在、電動二輪車の世界市場(約5,000万台)の約9割以上をEM・EBが占めている。最大市場の中国では、日常のより手軽な移動手段として普及しており、Hondaは現地のサプライヤーインフラとものづくり体制を活用し、商品を展開している。今後、EM・EBの需要がグローバルに拡大することを見据え、よりコンパクトで求めやすい価格のEM・EBを、今年から2024年の間に、中国に加えアジア、欧州、日本に計5モデル投入する予定。

③FUN EV

Hondaは、コミューター領域のみならずFUN領域においても、積極的に電動化を進めていく。現在開発を進めているFUN EV向けプラットフォームを活用した大型モデルを、2024年から2025年の間に日本、米国、欧州に計3モデル投入予定。また、操る喜びを次世代につなげるキッズ向けモデルも投入する。

※3ベトナムの郵便事業会社、Vietnam Post Corporation
※4タイの郵便事業会社、Thailand Post Company Limited
※5Electric Moped(電動モペット)と呼ばれる、最高速度25km/h~50km/hのカテゴリー
※6Electric Bicycle(電動自転車)と呼ばれる、最高速度25km/h以下のカテゴリー。電動アシスト自転車は含まない

電動二輪車拡大を支える、高効率なものづくり展開

電動車の主要3部品(バッテリー、PCU、モーター)と組み合わせた電動二輪車用プラットフォームを開発、展開。電動車の基幹部品であるバッテリーについては、自社リソースを積極的に活用し、現在開発中の全固体電池の、二輪車への導入を目指す。

ホンダ、ものづくり展開

電動二輪車の利用をよりスムーズ&スマートに

充電インフラの整備と、バッテリーの規格共通化に向けた取り組み

電動車の普及には、充電インフラの整備やバッテリー規格の共通化が重要となるため、充電インフラ整備の一環として、バッテリーシェアリングの拡大に取り組んでいく。

①バッテリーシェアリングの拡大

・二輪の主要市場の一つであるインドネシアにおいて、モバイルパワーパックとその搭載車を活用したバッテリーシェアリングの運営を行う合弁会社を設立し、現在はバリ島でバッテリーシェアリングサービス事業を展開していく
・インドでは、電動三輪タクシー(リキシャ)向けバッテリーシェアリングサービス事業を今年中に開始予定。そのほかアジア各国において、バッテリーシェアリングの取り組みを計画
・日本では、今年4月にENEOSホールディングス株式会社と、国内の二輪メーカー4社(※7)にて、電動二輪車の共通仕様バッテリーのシェアリングサービス提供と、そのためのインフラ整備を目的とする株式会社Gachaco(ガチャコ)を設立。今秋には二輪車向けバッテリーシェアリングサービスを開始する予定となっている

②バッテリーの規格共通化

・日本ではJASO TP21003(※8)をベースに国内の二輪メーカー4社で共通仕様に合意した
・欧州ではバッテリーのコンソーシアム(※9)に参加、インドではパートナー企業とともに交換式バッテリーの規格共通化を推進している

※7Honda、カワサキモータース株式会社、スズキ株式会社、ヤマハ発動機株式会社
※8JASO公益社団法人 自動車技術会規格のテクニカルペーパー(TP)の21003「二輪電気自動車用交換式バッテリのガイドライン」
※9電動二輪車および小型電動モビリティの普及を目的とした、交換式バッテリーのコンソーシアム
「Swappable Batteries Motorcycle Consortium(SBMC)」

ソフトウェア領域の強化

電動車の付加価値を高めるため、従来のハード売り切り型主体のビジネスから、ハードとソフトウェアを融合した事業への変革を目指す。
ソフトウェア開発には、子会社であるDrivemode(ドライブモード)社(※10)と共同で取り組み、電動二輪車におけるコネクテッド領域の新価値創造を強化していく。具体的には、航続可能距離を踏まえた最適ルートや、充電スポットの案内、安全運転コーチングやアフターサービスの支援など、移動時間の質を持続的に豊かにするUX(ユーザーエクスペリエンス)を、2024年に発売予定のコミューターEVから順次提供していく予定。
将来的には、二輪事業に留まらず、さまざまなHonda製品が連鎖し領域を超えて繋がることで、より大きな価値を創出するコネクテッドプラットフォームの構築に取り組んでいく。

※10「すべての人の運転を、もっとスマートで安全に」を目指し、モビリティのUXを変革するソフトウェアの開発企業

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本田技研工業株式会社

【ホンダ】<モトクロス世界選手権MXGPクラス>HRCとティム・ガイザー選手、ルーベン・フェルナンデス選手が契約

株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、FIM※1モトクロス世界選手権の最高峰クラスであるMXGP(450ccクラス)にワークスチーム※2「Team HRC」より参戦している、ティム・ガイザー(Tim Gajser)選手(スロベニア 25歳)との契約を更新するとともに、新たにルーベン・フェルナンデス(Ruben Fernandez)選手(スペイン 23歳)とも契約したことを発表した。それぞれ2023年以降の複数年契約になる。

ティム・ガイザー選手(左)、ルーベン・フェルナンデス選手(右)

※1FIMとは、Federation Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
※2ワークスチームとは、マシンを製造しているメーカーが運営しているチーム。HondaではHRCが運営するチーム

ティム・ガイザー選手は、2015年にモトクロス世界選手権MX2(250ccクラス/以下、MX2)クラスで世界チャンピオンを獲得し、翌2016年には、最高峰のMXGPにステップアップして、ルーキーイヤーでチャンピオンを獲得。その後2年間は惜しくもタイトルを逃したものの、2019年と2020年は2連覇を達成し、今年2022年も4回目の戴冠を果たしたことで、モトクロス世界選手権で通算5度のチャンピオンに輝いている。

ルーベン・フェルナンデス選手は、2017年 モトクロス欧州選手権 EMX250(以下、EMX250)で3位を獲得。2018年にはMX2にステップアップしたが、翌年はEMX250に再び参戦。2020年からMX2に本格参戦すると、2020年はランキング9位。2021年は「Honda 114 Motorsports」に移籍しMX2に参戦していたが、第17戦からはMXGPに昇格している。今年はMXGPクラスにフル参戦し、2度の総合3位の表彰台を含むランキング8位となった。

ティム・ガイザー

「Team HRCとのこの素晴らしい関係を続けることは、当然の判断でした。自分にとっては第2の家族なようなもので、これほど心地のいい場所は他にはありません。“ハッピーなライダーは速いライダー”と自分では信じていますが、Team HRCのみんなと時間を共にし、日本のエンジニアと意見を交わし、メカニックや物理療法士とやりとりすることも全て自分にとっては楽しいことで、常に次のレースが待ちきれないほどです。Hondaと共にチャンピオンシップを何度も獲得しているので、CRF450Rに馴染んでいます。そしてHondaが開発を続けマシンをパワーアップしてくれるので、来年、6回目のタイトルを狙える自信があります。世界中のファン皆さんにありがとう。来年Team HRCと共にまた会いましょう」

ルーベン・フェルナンデス

「MXGPクラスでTeam HRCのライダーとして戦えるなんて夢のようです。Team HRCはトップチームですし、ここ数年はHondaマシンに乗っているため馴染みもあるので、来年ワークスマシンに乗れることに興奮しています。また、ティム・ガイザーと共に戦えることを楽しみにしています。5回タイトルを獲得したガイザーから学べることはたくさんあります。ここまで自分をサポートしてくれたみんなにお礼が言いたいと思いますし、ここからは自分のパフォーマンスでお返しがしたくて、待ちきれません。冬の間に準備を重ねて、来年シーズン幕開けまでにはトップコンディションを実現します」

本田技研工業株式会社 執行職 コーポレートコミュニケーション統括部長
兼 株式会社ホンダ・レーシング(HRC)代表取締役社長 渡辺康治

「ティム・ガイザー選手が引き続きHondaのライダーとして契約してくれたことをうれしく思います。我々にとって重要な存在であり、レースでも、レース外でもアンバサダーとして貴重な存在です。5回のタイトル獲得は素晴らしいことであり、ここから先もさらにHondaと共に記録を伸ばせたらと思います。また、ルーベン・フェルナンデスという、若いライダーがチームに来ることは素晴らしいと思います。ここ数年はいいパフォーマンスを見せ、Team HRCに移るベストタイミングだと思います。既にHondaに乗り込んで、結果を出していますので、これから数年はさらに伸びると思います。チームライダー二人とも、期待をしています」

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本田技研工業株式会社

【ホンダ】HRCテストライダー長島哲太選手がMotoGP日本GPにワイルドカード参戦

株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)は、2022 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会(以下、鈴鹿8耐)の優勝ライダーの一人で、HRCのテストライダーを務める長島哲太選手が、2022年9月25日(日)にモビリティリゾートもてぎ(栃木県)で決勝がおこなわれる「2022 FIM MotoGP世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL日本グランプリ」のMotoGPクラスに「Team HRC」よりワイルドカード参戦することを発表した。

鈴鹿8耐で優勝した長島哲太選手の走り

長島哲太選手は、神奈川県出身の30歳。2008年に15歳で全日本選手権にデビューし1年目で国内シリーズチャンピオンを獲得すると、その後も全日本選手権で活躍。2013年にはFIMロードレース世界選手権Moto2クラス(以下、Moto2)にワイルドカード参戦し20位を獲得している。翌2014年にはMoto2にフル参戦したもののイギリスGPのフリー走行中の怪我により以降のレースには欠場。2015年には活躍の舞台を、「FIM CEV レプソル Moto2 欧州選手権」に移したが、2017年からは再びMoto2にフル参戦を果たし、2020年のカタールGPではMoto2初優勝を飾っている。

長島哲太選手

2021年からはHRCのテストライダーを務めており、2022年の鈴鹿8耐では、高橋巧選手とイケル・レクオーナ選手ととも参戦。計時予選となったトップ10トライアルで、鈴鹿8耐のコースレコードを更新する2分4秒934でポールポジションを獲得した。決勝レースでは、2分6秒934のファステストラップを記録するとともに、Hondaを2014年以来8年ぶり通算28回目の優勝に導いた。

Team HRC 長島哲太選手

「子供の頃からの夢であった最高峰のMotoGPクラスへ参戦することになりました。ワイルドカードで1戦だけですが、自分の実力を発揮して、チャンスをくれたHRCには結果で応えたいです。鈴鹿8耐ではテストからレースウィークを通して、思い通りの展開となり優勝することができたので、この良い流れを日本GPに繋げていきます。今年、HRCのテストライダーとして開発テストをする中で、ライダーとしてのスキルも向上したと感じているので、今の長島哲太の走りを皆さんに見ていただきたいです。精一杯頑張りますので、サーキットに来れる人もTV観戦の人も、ぜひ応援お願いします」

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本田技研工業株式会社

【ホンダ】アレックス・リンス選手がHRCとLCR Hondaとの契約に合意

株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)ならびにLCR Honda CASTROL Team(以下、LCR Honda)は、FIMロードレース世界選手権 MotoGPクラスに参戦している、アレックス・リンス(Alex Rins)選手(26歳 スペイン)と2023年からの2年契約更新に合意したことを発表した。

アレックス・リンス選手とルーチョ・チェッキネロ氏

リンス選手は、バルセロナ出身の26歳。2012年にMoto3世界選手権にHondaライダーとしてデビューを果たしたリンス選手は、Moto3からMoto2クラスへとステップアップ。2017年にMotoGPクラスデビューを果たし、2020年にはMotoGPクラスで総合3位を獲得しており、これまでに参戦したグランプリの全てのクラスで、常にトップクラスの走りを見せている。現在グランプリで15勝(内MotoGPクラス3勝)、55回の表彰台(内MotoGPクラス15回)を獲得しているリンス選手が、豊富な経験でHRCとLCR Hondaへの貢献を期待されている。

  • ※FIMとは、Federation Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
アレックス・リンス選手とルーチョ・チェッキ

アレックス・リンス選手

「LCR Honda と契約できて非常に嬉しく思います。チームとバイクを変えることは、容易ではありませんが、100%の力を出して、今までMotoGPで培ってきた実力を発揮しようと思います。チェッキネロCEOとHondaならびにHRCの信頼があったからこそ、このチームと2023、2024年を戦おうと決心しました。このチャンスをいただけたことに感謝しています」

ルーチョ・チェッキネロ|LCR Hondaチームプリンシパル&CEO

「アレックス・リンス選手が、2023年にLCR Hondaのライダーとして参戦することをアナウンスできて嬉しく思います。3者とも契約書の署名を終え、やっと発表することができました。リンス選手は経験豊富なライダーで、速く走り、表彰台を獲得できるライダーです。
豊富な経験に加え、チームの技術者に対する的確なアドバイスが、今後のマシン開発の上でも、表彰台をより多く獲得ことにも、貢献できることは間違いありません」

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本田技研工業株式会社

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