ジョアン・ミル選手がMotoGP 2020シーズンのライダーチャンピオンを獲得 チームスズキエクスターも初のチームチャンピオンを獲得
11月15日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われた二輪車レースの最高峰「FIM※ロードレース世界選手権(MotoGP)」第14戦において、「GSX-RR」でMotoGPクラスに参戦するチームスズキエクスターのジョアン・ミル選手が7位でゴールし、ライダーズポイントを171ポイントに上げたことにより、残り1戦を残して2020シーズンのライダーチャンピオンを獲得した。
スズキのライダーがタイトルを獲得するのは、2000年のケニー・ロバーツ・ジュニア選手以来、20年ぶりとなる。また、アレックス・リンス選手も4位でゴールしたことにより、チームポイントを309ポイントとし、チームチャンピオンも獲得。チームスズキエクスターとして初のチームチャンピオン獲得となり、2冠を達成した。
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スズキ株式会社 代表取締役 社長 鈴木俊宏のコメント
新型コロナウイルスの影響を受けた厳しい2020シーズンに、MotoGPチャンピオンを獲得したチームスズキエクスター、そしてジョアン・ミル選手を心より祝福いたします。
今年は「スズキの100周年」という節目に、世界最高峰の二輪レースでチャンピオンを獲得してくれました。二輪事業は先人がはじめ、成長してきた、スズキの主要事業の一つです。これまでスズキを応援し、サポートしてくださったお客様、ファンの皆様、販売店様、そして支援してくださったサプライヤーやスポンサーの皆様、ブリビオをはじめとするチームスタッフ、テストライダーのギントーリ、そして素晴らしい成績を残してくれたリンス、ミル、支えてくれた本社のスタッフに感謝申し上げます。
2015年にMotoGP復帰以来、数々の苦難を乗り越えて、一年一年着実に成長し、遂にチャンピオンを獲得したこのチームを誇りに思うと共に、次の100年に向けて、よいスタートを切ることができたと考えております。
MotoGP第14戦バレンシアGP 終了時点のポイントランキング
ライダー | ポイント | |
1位 | ジョアン・ミル(スズキ) | 171 |
2位 | フランコ・モルビデッリ(ヤマハ) | 142 |
3位 | アレックス・リンス(スズキ) | 138 |
コンストラクター | ポイント | |
1位 | スズキ | 201 |
2位 | ドゥカティ | 201 |
3位 | ヤマハ | 188 |
チーム | ポイント | |
1位 | チームスズキエクスター | 309 |
2位 | ペトロナス ヤマハ SRT | 230 |
3位 | レッドブルKTMファクトリーレーシング | 209 |