インド向けスーパースポーツ「YZF-R15」 モデルチェンジ
~フラッグシップモデル「YZF-R1」で培った技術思想とデザインを反映~
ヤマハ発動機株式会社は、水冷・4ストローク・155cm3・FI・VVA採用エンジンを搭載したインド向けスーパースポーツモデル「YZF-R15」をモデルチェンジし、9月に発売する。
「YZF-R15」は、“移動手段”としてのバイクが主流のインド市場に、“走りを楽しむ”という新しい価値観を提案するモデルとして、2008年から販売している本格スーパースポーツモデル。インドのスポーツバイク市場では、同社のフラッグシップモデル「YZF-R1」がユーザーの憧れの存在となっている。「YZF-R15」は“YZF-Rシリーズ”直系のボディデザイン、スポーティな走行性、快適な乗り心地、市街地での扱いやすさなどが、質の高いものを求める大学生や若年層を中心に支持されているモデル。
本モデルは《Realize R Spirits》をコンセプトに開発された。主な特徴は、
(1)高い剛性バランスで、優れた路面追従性・走行性をもたらす倒立式フロントサスペンション
(2)同社小型二輪MT車初採用の、滑らかな発進性・走行性を支援するトラクションコントロールシステム
(3)同社単気筒モデル初採用のクイックシフター※
(4)広い照射範囲とムラの少なさで高い視認性を実現するバイファンクションLEDヘッドランプ
(5)ハンドルにボタンを設置することで手元での操作を可能にした新型LCDメーター
(6)高速域での優れた空力特性をもたらす新型カウルをはじめ、R-DNAを極めたデザイン
(7)スマートフォンと連携してバイクライフを支援する“Y-Connect”アプリ対応など、「YZF-R1」スピリットを感じさせるクラス最上級の機能を装備している。
なお、スタンダードモデルをベースに、クイックシフターの搭載に加え、「YZF-R1M」を彷彿させる特別カラーを施したデラックス仕様(YZF-R15M)も同時に設定する。
※ デラックスおよびスタンダード仕様のブルーにのみ搭載、シフトアップのみ
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スズキ、新型「Hayabusa(ハヤブサ)」を
インドで組み立てて発売
スズキ株式会社のインドにおける二輪車の生産販売子会社であるスズキ・モーターサイクル・インディア社(SMIPL社)は、2021年4月26日に新型「Hayabusa(ハヤブサ)」を発表した。日本から部品を輸出し、SMIPL社の工場で組み立てを行い、5月よりインド国内で販売を開始する。
新型「Hayabusa」は、高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能で世界中のお客様からご好評いただいているスズキのフラッグシップモデルの3代目である。2月より欧州をはじめ、北米、日本など全世界で順次販売を開始しており、このたび新型「Hayabusa」として初めて海外工場で組み立てを行う。
SMIPL社は2016年3月より、2代目「Hayabusa」をはじめとする大型二輪車の組み立てを行っており、新型「Hayabusa」の組み立てを通じて同社の高い技術力をアピールするとともに、インドにおけるスズキブランドの存在感を高める。
スズキ・モーターサイクル・インディア社の概要
社名 | Suzuki Motorcycle India Private Limited |
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本社所在地 | ニューデリー市 |
従業員数 | 約1,400名(2021年3月末現在) |
資本金 | 178億1,553万ルピー(スズキ出資比率100%) |
生産台数 | 599,924台(2020年度) |
二輪生産車種 | アクセス125、バーグマンストリート、ジクサーシリーズ、イントルーダー |
大型二輪組立車種 | Hayabusa、V-Strom 650 |
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スズキ、インドで二輪車累計生産500万台を達成
スズキ株式会社のインドにおける二輪車の生産販売子会社であるスズキ・モーターサイクル・インディア社(SMIPL社)は、7月13日に累計生産500万台を達成した。
SMIPL社は2006年2月に「GT125」の生産を開始し、これまでにスクータータイプの「アクセス125」やバックボーンタイプの「ジクサー」など110~250ccクラスのモデルを中心に生産台数を拡大してきた。生産開始から14年5ヵ月で500万台の累計生産を達成した。
2019年度のインドにおけるスズキの販売台数は685,223台、前年比102%と、全体市場が前年割れする中でも、「アクセス125」の販売貢献により伸張を続け、シェアは3.9%となっている。SMIPL社はインド国内だけでなく、周辺国や日本、アセアン、中近東、中南米などへの輸出も行っており、スズキの二輪車最大の生産拠点としての役割を担っている。
生産台数上位5車種
順位 | 車種名 | 台数 |
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1 | アクセス125 | 347.8万台 |
2 | ジクサー150/ジクサーSF150 | 43.2万台 |
3 | ヒート/ゼウス/スリングショット | 28.4万台 |
4 | ハヤテ | 19.7万台 |
5 | バーグマンストリート | 17.7万台 |
生産台数の推移
生産開始 | 2006年2月 |
100万台達成 | 2012年1月 |
200万台達成 | 2014年8月 |
300万台達成 | 2017年4月 |
400万台達成 | 2018年12月 |
500万台達成 | 2020年7月 |
スズキ・モーターサイクル・インディア社の概要
社名 | Suzuki Motorcycle India Private Limited |
---|---|
本社所在地 | ニューデリー市 |
従業員数 | 約1,400名(2020年3月末現在) |
資本金 | 178億1,553万ルピー(スズキ出資比率100%) |
生産台数 | 798,437台(2019年度) |
二輪生産車種 | アクセス125、バーグマンストリート、ジクサーシリーズ、イントルーダー等 |