50ccスクーター「レッツ」のカラーリング変更、及び「アドレスV50」のメーカー希望小売価格を改定して発売
スズキ株式会社は、50cc原付一種スクーター「レッツ」のカラーリング変更及び、「アドレスV50」のメーカー希望小売価格を改定して、「レッツ」を2020年12月8日(火)、「アドレスV50」を2021年1月8日(金)より発売する。

主な変更点
「レッツ」
・ 車体色の変更
新色の「サンディベージュ (PSE)」と、既存色「パーセクブルーNo.4 (Y2W)」、「ブラヴォドブラック (W9K)」、「ソリッドスペシャルホワイトNo.2 (30H)」の全4色設定とした。
※諸元、価格に変更は無い。
「アドレスV50」
・ メーカー希望小売価格の改定
モデル記号UZ50XM1 より、以下の金額に改定する。
旧)UZ50XM0 178,200円 (消費税10%込) → 新)UZ50XM1 182,600円 (消費税10%込)
※カラーリング、諸元に変更は無い。
「レッツ」「アドレスV50」の主な特長
エンジン・車体
SEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンによりWMTC モード値53.4km/L※1の低燃費を実現。
・ シート後方下部に、駐輪時のスタンド掛けを容易にするスタンドグリップを装備。
・ フルフェイスヘルメットが1個収納できるシート下トランクスペース。※2
・ 鍵穴へのいたずらや盗難を抑止するシャッター付キーシリンダーを装備。
※1 WMTC モード値。WMTC モード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※2 形状、大きさによりシート下トランクスペースに収納できないヘルメットもある。最大積載許容重量10kg。
「レッツ」の主な特長
軽量・低燃費で使い勝手に優れ、親しみやすい柔らかさと原付らしい軽快さを併せ持つデザインとすることで、年齢・性別問わず、長くお使いいただけるスクーターとした。
・ U 字ロックホルダー付リヤキャリアを装備。※3
・ グローブやペットボトルなどの小物が入る便利なフロントインナーラック※4(コンビ二用フック付)を
装備。
・ 丸型ヘッドライトを採用し、メッキリングで装飾したイメージとした。
・ 足つき性に貢献するカットフロアボードを装備。
※3 最大積載許容重量3kg
※4 最大積載許容重量 フロントインナーラック1.5kg、コンビ二用フック1.5kg。
「アドレスV50」の主な特長
スポーティーな外観とゆとりのある乗車ポジションで、「レッツ」と共通のSEP エンジンの搭載により優れた燃費性能とした。
・ フロントからリヤまで一体感のある、直線基調のスポーティーな外観。
・ シート高やハンドルバーの位置を高めに設定することで、ゆとりのある乗車ポジションを実現。
・ グローブやペットボトルなどの小物が入る便利なフロントインナーラック※5
・ 通勤・通学に便利な大型かばんホルダーを装備※6
※5 形状によりフロントインナーラックに収納できないペットボトルもある。最大積載許容重量1.5kg。
※6 形状、大きさにより合わない かばんもある。最大積載許容重量1.5kg
メーカー希望小売価格(税込)
レッツ 166,100円
アドレスV50 182,600円
「レッツ」「アドレスV50」の中古車
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ジョアン・ミル選手がMotoGP 2020シーズンのライダーチャンピオンを獲得 チームスズキエクスターも初のチームチャンピオンを獲得

11月15日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われた二輪車レースの最高峰「FIM※ロードレース世界選手権(MotoGP)」第14戦において、「GSX-RR」でMotoGPクラスに参戦するチームスズキエクスターのジョアン・ミル選手が7位でゴールし、ライダーズポイントを171ポイントに上げたことにより、残り1戦を残して2020シーズンのライダーチャンピオンを獲得した。
スズキのライダーがタイトルを獲得するのは、2000年のケニー・ロバーツ・ジュニア選手以来、20年ぶりとなる。また、アレックス・リンス選手も4位でゴールしたことにより、チームポイントを309ポイントとし、チームチャンピオンも獲得。チームスズキエクスターとして初のチームチャンピオン獲得となり、2冠を達成した。
スズキ株式会社 代表取締役 社長 鈴木俊宏のコメント
新型コロナウイルスの影響を受けた厳しい2020シーズンに、MotoGPチャンピオンを獲得したチームスズキエクスター、そしてジョアン・ミル選手を心より祝福いたします。
今年は「スズキの100周年」という節目に、世界最高峰の二輪レースでチャンピオンを獲得してくれました。二輪事業は先人がはじめ、成長してきた、スズキの主要事業の一つです。これまでスズキを応援し、サポートしてくださったお客様、ファンの皆様、販売店様、そして支援してくださったサプライヤーやスポンサーの皆様、ブリビオをはじめとするチームスタッフ、テストライダーのギントーリ、そして素晴らしい成績を残してくれたリンス、ミル、支えてくれた本社のスタッフに感謝申し上げます。
2015年にMotoGP復帰以来、数々の苦難を乗り越えて、一年一年着実に成長し、遂にチャンピオンを獲得したこのチームを誇りに思うと共に、次の100年に向けて、よいスタートを切ることができたと考えております。
MotoGP第14戦バレンシアGP 終了時点のポイントランキング
ライダー | ポイント | |
1位 | ジョアン・ミル(スズキ) | 171 |
2位 | フランコ・モルビデッリ(ヤマハ) | 142 |
3位 | アレックス・リンス(スズキ) | 138 |
コンストラクター | ポイント | |
1位 | スズキ | 201 |
2位 | ドゥカティ | 201 |
3位 | ヤマハ | 188 |
チーム | ポイント | |
1位 | チームスズキエクスター | 309 |
2位 | ペトロナス ヤマハ SRT | 230 |
3位 | レッドブルKTMファクトリーレーシング | 209 |
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スズキWEB モーターサイクルショー2020参考出品車 「KATANA 特別色」展示
スズキは、2020 年3 月に公開した「スズキWEB モーターサイクルショー2020」にて、カラーアンケートを実施した参考出品車KATANA 特別色「レッド」及び「マットブラック」を、大阪に引き続き東京・名古屋でも特別展示する。

会場・日程
【東京】ベルサール秋葉原 1F イベントスペース
住所: 東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル
https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_akihabara/access/
2020年11月28日(土) ・ 29日(日) 10:00~18:00
【名古屋】サンシャインサカエ B1階 グランドキャニオン広場
住所: 愛知県名古屋市中区錦3-24-4 B1F
https://www.sunshine-sakae.jp/access/index.html
2020年12月 5日(土) ・ 6日(日) 10:00~18:00
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止の観点から、開催を見合わせる場合があります。開催を見合わせる場合は、特設サイト・twitter にてご案内させていただきます。

展示車両
KATANA 特別色 「レッド」、「マットブラック」
特設サイト
URL: https://www1.suzuki.co.jp/motor/katana_exhibition/index.html
※アンケートの集計発表も掲載しております
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MotoGP第13戦でチームスズキエクスターが1位、2位表彰台を獲得 ジョアン・ミル選手 MotoGP初優勝で年間ポイントランキングトップを維持
11月8日にスペインのサーキット・リカルド・トルモで行われた二輪車レースの最高峰「FIM※ロードレース世界選手権(MotoGP)」第13戦において、「GSX-RR」でMotoGPクラスに参戦するチームスズキエクスターのジョアン・ミル選手が優勝し、アレックス・リンス選手も2位を獲得した。
ミル選手は2019年にMotoGP参戦以来の初優勝で、ライダーチャンピオンシップランキングでもトップを維持した。リンス選手は2位を獲得したことにより、第12戦終了時のランキング6位から3位に浮上した。

決勝レースではリンス選手が2番手、ミル選手が5番手でスタートし、2周目にはリンス選手がトップに浮上。4周目にはミル選手が2位に浮上し、チームスズキエクスターのワン・ツー体制を築いた。
17周目を迎えると、ミル選手がリンス選手をかわし、トップに浮上。その周回でファステストラップを更新すると、少しずつリンス選手との差を広げ、そのままチェッカーフラッグを受けた。リンス選手も後続車の猛追をかわし、そのまま2位でフィニッシュ。スズキとして今季初のワン・ツーフィニッシュとなった。
第13戦終了時点で、スズキはミル選手のライダーチャンピオンシップランキングに続き、コンストラクターチャンピオンシップランキング、チームチャンピオンシップランキングそれぞれでトップとなっている。

MotoGP第13戦ヨーロッパGP 決勝レース結果
ライダー | |
1位 | ジョアン・ミル(スズキ) |
2位 | アレックス・リンス(スズキ) |
3位 | ポル・エスパルガロ(KTM) |
年間ポイントランキング(第13戦終了時点)
ライダー | ポイント | |
1位 | ジョアン・ミル(スズキ) | 162 |
2位 | ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) | 125 |
3位 | アレックス・リンス(スズキ) | 125 |
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スズキ、世界耐久選手権(EWC)参戦体制を発表 ファクトリーチーム「ヨシムラSERT Motul」参戦
スズキ株式会社は、二輪車による耐久ロードレースの最高峰である、国際モーターサイクリズム連盟(以下FIM)主催の「2021 FIM 世界耐久選手権(EWC)」に株式会社ヨシムラジャパン(以下ヨシムラ)共同で参戦する。

スズキは、ブランド力の訴求と高い技術力を証明する目的でロードレース世界選手権(MotoGP)に参戦している。また、お客様へ当社商品の高い性能、快適性などの商品力、技術向上を目指して二輪車のレース活動を通して技術開発を行ってきた。
その中でも、市販車両をベースにした世界耐久選手権(EWC)は長時間の連続走行を強いられるマシン、ライダー、チームにとって非常に過酷なレースである。
スズキは、GS シリーズ、その後継のGSX-R シリーズで19 回の年間チャンピオンを獲得しているが、特に1980 年より「SERT(スズキ エンデュランス レーシングチーム)」と共に挑戦を続け、1983 年にはじめて年間チャンピオンとなって以来、これまでに16 回の年間チャンピオンを獲得している。
ヨシムラは1954 年の創業以来、レース用4 ストロークエンジンのチューニングや二輪車用品を手掛け、1971 年より米国の二輪車レースに参戦し、翌年には活動拠点を設立するなど、いち早く海外レースに挑戦してきた。
また、日本国内では1978 年の第1回鈴鹿8時間耐久レースの優勝をはじめ、数々のレースで輝かしい成績を収めており、世界的なチューナーとして二輪車の発展に貢献している。1976 年にスズキ初の大型4 ストローク車(GS750)のレース車両開発に協力して以来、現在に至るまでスズキと共に鈴鹿8 時間耐久を中心にレース活動を続けている。
スズキは、2019-2020 年シーズンにヨシムラ、SERT と共にマシン開発を進めEWC 年間チャンピオンを奪還した。2021 年シーズンは、チーム運営をヨシムラに委託し「ヨシムラSERT Motul」として参戦体制をファクトリーチームとして更なる強化を図る。「SERT」で培ってきたレーシングチームとしてのノウハウに加え、レース車両のチューニング、チームマネジメントに高い能力を持つ「ヨシムラ」と共同で参戦することで、「チーム スズキ」を具現化するチームワークが勝敗に大きく影響するEWC の連覇を目指す。
スズキは、レース活動を通して市販車両の高次元の商品性の実証と、二輪商品へのフィードバックを行うことで、より魅力的な商品の開発を進め、ブランドイメージの向上を図る。
参戦車両:GSX-R1000Rスペック
全長×全幅×全高 | 2,075mm×705mm×1,145mm |
ホイールベース | 1,420mm |
車両重量 | 175kg以上 |
エンジン形式 | 水冷4サイクル直列4気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 999cm3 |
最高出力 | 160kW(217PS)以上 |
エキゾーストシステム | ヨシムラR-11sq RレーシングチタンサイクロンSPL |
ギアボックス | 6速 |
フレーム形式 | アルミツインスパー |
タイヤ(フロント/リヤ) | ブリヂストン製 17インチレーシングタイヤ |
フロントサスペンション | オーリンズ製 倒立フォーク |
リヤサスペンション | オーリンズ製 RSPリアショック |
ブレーキ(フロント/リヤ) | ブレンボ製スチールディスク/サンスター製スチールディスク |