【ホンダ】大型スポーツツアラー「NT1100」のカラーバリエーションを変更し発売
Hondaは、「快適性」「多用途性」を高次元でバランスさせることで、日常の扱いやすさと長距離走行の快適さを両立した大型スポーツツアラー「NT1100」のカラーバリエーションを変更し、2023年3月23日(木)にHonda Dreamより発売する。

今回、大型スポーツツアラーに相応しい重厚感を感じさせる「ガンメタルブラックメタリック」を新たに採用。継続色の「マットイリジウムグレーメタリック」とあわせて全2色の設定とた。また、マフラーの外観仕上げは高級感を感じさせるヘアライン仕上げに変更している。
NT1100は、低回転域から力強いトルクと高回転域までスムーズに回る特性を併せ持たせた排気量1,082cm3の直列2気筒エンジンを搭載し、一連の変速操作を自動化する「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」を標準装備。また、走行状況に応じた出力特性のモードを選択可能としたライディングモードや、巡航時に便利なクルーズコントロールなど、各種装備を充実させているモデル。さらに、アップライトなライディングポジションや、十分なストローク量を確保したサスペンション、手動で5段階に高さ調整可能な大型のウインドスクリーンや防風性に配慮した形状のフェアリングなどにより、高速ツーリングにおける快適で上質なクルージングを求めるベテランライダーを中心に人気のモデル。
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
NT1100 1,683,000円
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【カワサキ】カワサキワールドからモーターサイクルギャラリーに映画登場車両を12月20日(火)より期間限定展示
川崎重工グループの企業ミュージアム「カワサキワールド」(神戸海洋博物館内)では、イタリア・ミラノショーにも出展した映画登場車両が2022年12月20日(火)より、期間限定で日本初の一般公開される。

展示車両は、「GPZ900R(映画登場車両、量産仕様車両)」及び「Ninja H2 CARBON(映画登場車両、量産仕様車両)」。某映画でおなじみのあの車両を見ることができるチャンス!
展示期間は2022/12/20から2023/1/22の約一ヶ月間。
※2022/12/29-2023/1/3はカワサキワールドが年末年始休業のため閉館。
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【ホンダ】「HAWK 11」が「オートカラーアウォード2022 特別賞」を受賞
Hondaの二輪ロードスポーツモデル「HAWK 11(ホーク イレブン)」が、12月14日(水)、車両の優れたカラーデザインを顕彰するオートカラーアウォード2022※(主催:一般社団法人 日本流行色協会)において特別賞を受賞した。Hondaとして特別賞の受賞は、2016年「NSX」以来の2度目、Hondaの二輪車では初の受賞となる。

受賞理由
今回、ノミネートされたCMFデザイン全体では、「自然風景をCMF」で表現するという傾向が目立った。コロナ禍で空気を思う存分吸える場所に行きたいという思いがあってか、アウトドアブームともいえる現象が起きた。それはコロナ禍のためだけではなく、デジタル化していく社会と自らの身体が持つ「自然」との矛盾を解消する時間ではなかったのか?
バイクは身体と一体となって動くモビリティ、身体感覚をフルに活動させて味わう「心象」をみごとにCMFで表現している。
* 一般社団法人 日本流行色協会のホームページから引用 CMFとはCOLOR(色)MATERIAL(素材)FINISHING(加工)
※一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が主催する、モビリティのカラーデザインの企画力や、形との調和を含む、内外装すべてのカラーデザインの美しさを評価する顕彰制度で、1998年からはじまり、2022年で審査会としては24回目を迎えた。
一般社団法人 日本流行色協会 オートカラーアウォード2022関連ページ
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【SUZUKI】MotoGP最終戦でアレックス・リンス選手が優勝
11月6日にスペインのバレンシアで行われた二輪車レースの最高峰「FIM※ロードレース世界選手権(MotoGPTM)」最終戦において、「GSX-RR」でMotoGPクラスに参戦するチームスズキエクスターのアレックス・リンス選手が優勝した。※FIM(国際モーターサイクリズム連盟)ことを決定した。

決勝レースの予選順位5番手からスタートしたリンス選手は、好スタートを切り、先頭で第1コーナーを通過すると、以後終始安定した走りで一度も首位を譲ることなく、チェッカーフラッグを受けてゴール。スズキのMotoGP最後のレースを優勝で締めくくった。

スズキは1974年よりMotoGPの前身であるWGPのGP500クラスに参戦、2015年よりチームスズキエクスターで参戦していた。これまでの通算成績はGP500で89勝、MotoGPで8勝の計97勝。ライダーの年間チャンピオンはGP500で6度、MotoGPでは2020年に獲得している。
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【ヤマハ】全日本モトクロス選手権 IA1 富田俊樹選手が最高峰クラスで2011年以来となるチャンピオンを獲得
2022年10月30日(日)、埼玉県のオフロードヴィレッジで全日本モトクロス選手権の第6戦関東大会が行われ、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から「YZ450FM」でIA1に参戦する富田俊樹選手がヒート1で3位、ヒート2で2位とし、ヤマハ発動機株式会社にとって2011年以来11年ぶり、富田選手にとっては初となる最高峰クラスのチャンピオンを獲得した。

また、第5戦九州大会でチームメイトのジェイ・ウィルソン選手がIA2のチャンピオンを獲得していることから国際A級のクラスでは二冠。さらに国際B級のライダーが参戦するIBオープンで「YZ250F」を駆る西岡蒼志選手がチャンピオンを獲得したことから、YZシリーズが全日本モトクロス三冠を達成した。

富田選手は2016年からAMAモトクロス選手権に参戦し、2020年、全日本復帰に合わせ「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」に加入。IA1に参戦し2年連続でランキング2位を獲得した。
2022年はEPS(エレクトリック・パワー・ステアリング)を搭載した「YZ450FM」で参戦。開幕戦の九州大会で両ヒートで優勝してスタートダッシュを決めると、15分+1周の3ヒート制で行われた第2戦は、ヒート1こそ転倒があり5位となるも、ヒート2では3勝目、ヒート3では2位と、ランキングトップをキープ。
続く第3・4戦は全4ヒートで表彰台に立ってリードを広げると、今季2回目となる3ヒート制で行われた第5戦九州大会で3連勝し、ライバルに77ポイントという大差をつけて第6戦に臨んだ。
その第6戦、土曜日の予選は転倒があり11番グリッド、ヒート1ではそのグリッドの影響もあり、1周目を7番手。しかしここから追い上げて3位としたものの、チャンピオンを争うライバルが2位に入ったことでヒート2に持ち越し。そしてヒート2は、チームメイトの渡辺祐介選手に先行を許したものの2番手でレースを進め2位でフィニッシュ。この結果、6大会14ヒートで優勝7回、2位4回、3位2回、合計13回の表彰台を獲得し、最終戦を残して富田選手のチャンピオンが決定した。

富田俊樹選手談
「今年はヤマハで3年目、チームのおかげでYZは熟成が進み、自身もバイクへの順応性が高くなりました。また、メンタル面もトレーナーについてもらい、さまざまな展開を想定して準備してきたことが、今年の安定した成績に繋がったと思います。チャンピオンが決まった瞬間は、早くラクになりたかったという思いがあったので、何よりもホッとしました。その一方でヤマハ発動機にとっては11年ぶりとなる最高峰でのチャンピオンで、みんなが本当に喜んでくれましたが、その顔を見るのはやっぱりいいなと思いましたし、それを成し遂げたのが自分ということもとても嬉しく思います。
アメリカから帰ってきたことで速いと思われ、勝って当たり前と思われていた部分もある中で、なかなかチャンピオンに届かず苦しい思いをしてきました。それでも、支え続けてくれたヤマハ発動機とチーム、そしてスポンサーやファンの皆さんには感謝しかありません。最終戦も残っていますが、ノンプレッシャーなので、勝利でシーズンを締めくくりたいと思います」
増田智義監督談
「この関東大会の前に体調を崩し、今大会も予選で不運があり、富田選手は強いライダーではありますが、難しいレースで私自身もハラハラしていました。しかしチャンピオンを視野に、ここまで並々ならぬ努力を重ねてきていることを知っていたし、やってくれるだろうと思っていたのですが、3・2位と表彰台に立ってチャンピオンを決めてくれました。本当にリスペクトすべきライダーだと思います。
また、ライダーが100%の力を発揮できる環境を整える努力をチームとしては全スタッフでやってきたことがこの勝利につながったとも思っています。さらに今年はEPS(エレクトリック・パワー・ステアリング)の開発をしながらの戦いとなり、マシン開発とレース活動を並行して行うことで時間的な苦労もありましたが、それを乗り超えることでライダーもチームも、そしてマシンも強くなり、本当に皆が成長できたシーズンでした。
そしてファンやスポンサーの皆さんには、常にそのサポートでチームとライダーが輝ける場所を作ってもらってきましたが、ようやくチャンピオンという結果を届けることができました。最終戦も残っていますが、皆さんへの感謝を込め、皆さんのために走るので楽しみにしていてください」
