カワサキ、純正ドライブチェーンキット発売。Z900RSやNinja H2 SXシリーズにも対応。
【開発段階から厳しいテストをクリアした純正ドライブチェーンキット】
株式会社カワサキモータースジャパン(本社:兵庫県明石市、代表取締役社長:寺西 猛)は、愛車のメンテナンス時にお得に交換できる、純正ドライブチェーンキットを発売する。
このドライブチェーンキットは、開発段階から厳しいテストをクリアした純正部品のカシメタイプ日本製のドライブチェーンでエンジンスプロケット、リヤスプロケット、その他の交換部品をセットにしたお得なキットとなっている。
*本パーツの取り付けは、カワサキ正規取扱店で行う事をお勧めいたします。
*個別の部品が必要な方は、カワサキ正規取扱店へお問合せください。
【ドライブチェーンキット内容】
部品名 | 使用箇所 |
エンジンスプロケット | エンジンスプロケット |
ワッシャ | エンジンスプロケット |
リアスプロケット | リヤスプロケット |
ロックナット,フランジ | リヤスプロケット |
スナップリング | リヤアクスル |
ワリピン | リヤアクスル |
チェーンジョイント | ドライブチェーン |
ドライブチェーン | ドライブチェーン |
適合機種
Z900RS / Z900RS CAFE (‘18~) | ●品番 99996-5018 ●メーカー希望小売価格 23,900円 + 税 *11月下旬頃より出荷開始予定 |
Ninja H2 SX / SE / SE+(‘18~) | ●品番 99996-5022 ●メーカー希望小売価格 29,600円+税 *11月下旬頃より出荷開始予定 |
Z900(‘18~) | ●品番 99996-5019 ●メーカー希望小売価格 23,900円 + 税 *11月下旬頃より出荷開始予定 |
Ninja 400(‘18~)/Z400(‘19~) | ●品番 99996-5028 ●メーカー希望小売価格 12,500円+税 *12月上旬頃より出荷開始予定 |
Ninja 1000SX(‘20~)/Ninja 1000(‘11~)/Z1000(‘14~) | ●品番 99996-5013 ●メーカー希望小売価格 20,500円+税 |
※ご不明な点は、カワサキ正規取扱店までお問い合わせください。
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MotoGP第13戦でチームスズキエクスターが1位、2位表彰台を獲得 ジョアン・ミル選手 MotoGP初優勝で年間ポイントランキングトップを維持
11月8日にスペインのサーキット・リカルド・トルモで行われた二輪車レースの最高峰「FIM※ロードレース世界選手権(MotoGP)」第13戦において、「GSX-RR」でMotoGPクラスに参戦するチームスズキエクスターのジョアン・ミル選手が優勝し、アレックス・リンス選手も2位を獲得した。
ミル選手は2019年にMotoGP参戦以来の初優勝で、ライダーチャンピオンシップランキングでもトップを維持した。リンス選手は2位を獲得したことにより、第12戦終了時のランキング6位から3位に浮上した。
決勝レースではリンス選手が2番手、ミル選手が5番手でスタートし、2周目にはリンス選手がトップに浮上。4周目にはミル選手が2位に浮上し、チームスズキエクスターのワン・ツー体制を築いた。
17周目を迎えると、ミル選手がリンス選手をかわし、トップに浮上。その周回でファステストラップを更新すると、少しずつリンス選手との差を広げ、そのままチェッカーフラッグを受けた。リンス選手も後続車の猛追をかわし、そのまま2位でフィニッシュ。スズキとして今季初のワン・ツーフィニッシュとなった。
第13戦終了時点で、スズキはミル選手のライダーチャンピオンシップランキングに続き、コンストラクターチャンピオンシップランキング、チームチャンピオンシップランキングそれぞれでトップとなっている。
MotoGP第13戦ヨーロッパGP 決勝レース結果
ライダー | |
1位 | ジョアン・ミル(スズキ) |
2位 | アレックス・リンス(スズキ) |
3位 | ポル・エスパルガロ(KTM) |
年間ポイントランキング(第13戦終了時点)
ライダー | ポイント | |
1位 | ジョアン・ミル(スズキ) | 162 |
2位 | ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) | 125 |
3位 | アレックス・リンス(スズキ) | 125 |
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小川友幸選手が全日本トライアル選手権で8年連続10回目のチャンピオンを獲得
11月8日(日)に和歌山県の湯浅トライアルパークにて開催された、「2020 MFJ※ 全日本トライアル選手権シリーズ 第4戦 近畿大会(最終戦)」で、TEAM MITANI Hondaの小川友幸(おがわ ともゆき)選手が、国際A級スーパークラスで8年連続のチャンピオンを獲得した。
※ MFJとは、Motorcycle Federation of Japan(一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会)の略称
今シーズンの全日本トライアル選手権は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により9月に開幕し、全4戦での開催を予定していたが、第2戦が台風14号の影響で中止となり、全3戦でタイトルが争われることになった。「RTL300R」を駆る小川友幸選手は開幕戦の関東大会、第3戦の東北大会でそれぞれ2位を獲得すると、無観客での開催となった最終戦では、見事に優勝を果たし、逆転でのチャンピオン獲得となった。
この結果、小川友幸選手は国際A級スーパークラスで、自身が持つ記録を更新する8年連続チャンピオンを獲得するとともに、同クラスで通算10回目のタイトルを決めた。
TEAM MITANI Honda 小川友幸
「新型コロナウイルスの影響により、開幕戦がいつ始まるかわからない状況のなか、マシンのセッティングは煮詰められたものの、自分のメンタルがなかなか戦闘モードに入らず、難しいシーズンスタートとなりました。それでも連覇をしなければならないと思っていましたが、成績としては悪くなかったものの、自滅で取りこぼす形となり、これまで2位、2位と続き、内容が良くありませんでした。自分自身の調子は良かったので、前戦のあと2週間で気持ちを切り替え、マシンのセッティングを見直し、確実に勝ちにいくセッティングで臨みました。開幕前のけがの影響も心配でしたが、無事に乗り切ることができました。いろいろな方々のバックアップのおかげで連覇記録を伸ばすことができました。本当にありがとうございました」
TEAM MITANI Honda監督 三谷知明
「今シーズンは全3戦の超短期決戦であり、開幕戦、第3戦ともに勝てていたはずのレースを落とし、最終戦で絶対に負けられない状況は、小川選手にとって相当なプレッシャーがあったと思います。逆転で8年連続チャンピオンを獲得し、44歳で自身の記録を更新することができたのも、小川選手のチャレンジングスピリットと高い集中力の成果だと思います。チームを支えてくれたスポンサーをはじめ、大勢のトライアルファンに深く感謝いたします。小川選手には、これからも大胆かつ繊細な走りでファンを魅了してもらいたいと考えています。我々の挑戦にはゴールがありません、チーム一丸となって頑張り続けます」
小川友幸選手 主な戦績
MFJ全日本トライアル選手権シリーズ
1992年 | 国際B級 チャンピオン |
1993年 | 国際A級に昇格 2位 |
2007年 | 国際A級スーパークラス チャンピオン |
2010年 | 国際A級スーパークラス チャンピオン |
2013年~2020年 | 国際A級スーパークラス チャンピオン |
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ティム・ガイザー選手がモトクロス世界選手権で2年連続のチャンピオン獲得
2020 FIM※1モトクロス世界選手権の最高峰クラスMXGP(450ccクラス)において、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)の契約ライダーで、ワークスチーム※2「Team HRC(チーム・エイチアールシー)」のティム・ガイザー選手が、2年連続3度目のシリーズチャンピオンを獲得した。
※1FIMとは、Federation Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
※2ワークスチームとは、マシンを製造しているメーカーが運営しているチーム。HondaではHRCが運営するチーム
ティム・ガイザー選手は、Hondaのワークスマシン「CRF450RW」を駆り、11月4日(水)にイタリア・ピエトラムラタで開催された第17戦のレース1を2位でフィニッシュし、ランキング2位につける選手とのポイント差により、今シーズンのチャンピオンに決定。チャンピオン獲得後のレース2は、スタートでホールショット(第1コーナーを先頭で通過)を獲得し、安定した速さを見せ優勝して、レース1との合計成績で総合優勝も飾った。
今シーズンのモトクロス世界選手権は3月に開幕したが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、第3戦以降は中断となり8月に再開した。全18戦のうち残り16戦を3ヵ月の間に消化する、非常にタイトなスケジュールでの開催となった。
そのような状況においても、ティム・ガイザー選手は、これまでに開催された全17戦34レースのうち14レースで優勝のほか、常に上位でポイントを得てチャンピオンを獲得した。
ティム・ガイザー選手は、スロベニア出身のライダーで、2015年にMX2(250ccクラス)の世界チャンピオンを獲得。翌2016年には、最高峰のMXGPにステップアップして、ルーキーイヤーでチャンピオンを獲得した。今回、ティム・ガイザー選手自身にとっては、MXGPで2年連続3回目のチャンピオン獲得となる。
Team HRC ティム・ガイザー
「4度目の世界チャンピオンになるなんて信じられない。初タイトルも素晴らしい経験でしたが、4回目のチャンピオン獲得は言葉が出ません。COVID-19でいつもと違うシーズンになり、第2戦と第3戦間に長い間隔がありましたが、最終的にはすべてがまとまりタイトルを獲得しました。今日のレースはとても素晴らしかった。ずっとプッシュしていたので、このタイトルと総合優勝を同じ日に達成できてとても嬉しいです。今日はここにいられなかった関係者がたくさんいるのですが、Team HRC全体のおかげなので、彼ら全員と一年中私を支えてくれたすべての人に感謝します。このチームで走ることは光栄であり、私を助けてくれたすべての人に感謝します。ありがとうございました」
株式会社ホンダ・レーシング(HRC) 代表取締役社長 野村欣滋(のむら よししげ)
「ティム・ガイザー選手が2年連続でチャンピオンを獲得してくれたことを非常にうれしく思っています。今年は新型コロナウイルス感染症のため、非常に厳しい連戦を強いられ、自身をベストコンディションに保つことさえ難しかったはずです。その中でもガイザー選手は、彼の強みであるバランスの取れた速さと安定性が一層磨かれ、“心・技・体”ともさらに充実し王者の風格も出てきたと思います。彼のチャンピオン獲得に携わったチームスタッフ、そしてレース活動を支えてくれた多くのスポンサーとモトクロスファンに感謝いたします」
ティム・ガイザー選手 主な戦績
2009年 | 85cc ヨーロッパ選手権チャンピオン |
2012年 | 125cc ヨーロッパ選手権チャンピオン 125cc ジュニア世界選手権チャンピオン 世界選手権 MX2デビュー |
2013年 | 世界選手権 MX2ランキング20位 |
2014年 | 世界選手権 MX2ランキング5位 |
2015年 | 世界選手権 MX2チャンピオン |
2016年 | 世界選手権 MXGPチャンピオン |
2017年 | 世界選手権 MXGP 5位 |
2018年 | 世界選手権 MXGP 4位 |
2019年 | 世界選手権 MXGPチャンピオン |
2020年 | 世界選手権 MXGPチャンピオン |
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スズキ、世界耐久選手権(EWC)参戦体制を発表 ファクトリーチーム「ヨシムラSERT Motul」参戦
スズキ株式会社は、二輪車による耐久ロードレースの最高峰である、国際モーターサイクリズム連盟(以下FIM)主催の「2021 FIM 世界耐久選手権(EWC)」に株式会社ヨシムラジャパン(以下ヨシムラ)共同で参戦する。
スズキは、ブランド力の訴求と高い技術力を証明する目的でロードレース世界選手権(MotoGP)に参戦している。また、お客様へ当社商品の高い性能、快適性などの商品力、技術向上を目指して二輪車のレース活動を通して技術開発を行ってきた。
その中でも、市販車両をベースにした世界耐久選手権(EWC)は長時間の連続走行を強いられるマシン、ライダー、チームにとって非常に過酷なレースである。
スズキは、GS シリーズ、その後継のGSX-R シリーズで19 回の年間チャンピオンを獲得しているが、特に1980 年より「SERT(スズキ エンデュランス レーシングチーム)」と共に挑戦を続け、1983 年にはじめて年間チャンピオンとなって以来、これまでに16 回の年間チャンピオンを獲得している。
ヨシムラは1954 年の創業以来、レース用4 ストロークエンジンのチューニングや二輪車用品を手掛け、1971 年より米国の二輪車レースに参戦し、翌年には活動拠点を設立するなど、いち早く海外レースに挑戦してきた。
また、日本国内では1978 年の第1回鈴鹿8時間耐久レースの優勝をはじめ、数々のレースで輝かしい成績を収めており、世界的なチューナーとして二輪車の発展に貢献している。1976 年にスズキ初の大型4 ストローク車(GS750)のレース車両開発に協力して以来、現在に至るまでスズキと共に鈴鹿8 時間耐久を中心にレース活動を続けている。
スズキは、2019-2020 年シーズンにヨシムラ、SERT と共にマシン開発を進めEWC 年間チャンピオンを奪還した。2021 年シーズンは、チーム運営をヨシムラに委託し「ヨシムラSERT Motul」として参戦体制をファクトリーチームとして更なる強化を図る。「SERT」で培ってきたレーシングチームとしてのノウハウに加え、レース車両のチューニング、チームマネジメントに高い能力を持つ「ヨシムラ」と共同で参戦することで、「チーム スズキ」を具現化するチームワークが勝敗に大きく影響するEWC の連覇を目指す。
スズキは、レース活動を通して市販車両の高次元の商品性の実証と、二輪商品へのフィードバックを行うことで、より魅力的な商品の開発を進め、ブランドイメージの向上を図る。
参戦車両:GSX-R1000Rスペック
全長×全幅×全高 | 2,075mm×705mm×1,145mm |
ホイールベース | 1,420mm |
車両重量 | 175kg以上 |
エンジン形式 | 水冷4サイクル直列4気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 999cm3 |
最高出力 | 160kW(217PS)以上 |
エキゾーストシステム | ヨシムラR-11sq RレーシングチタンサイクロンSPL |
ギアボックス | 6速 |
フレーム形式 | アルミツインスパー |
タイヤ(フロント/リヤ) | ブリヂストン製 17インチレーシングタイヤ |
フロントサスペンション | オーリンズ製 倒立フォーク |
リヤサスペンション | オーリンズ製 RSPリアショック |
ブレーキ(フロント/リヤ) | ブレンボ製スチールディスク/サンスター製スチールディスク |