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スズキ、インドで二輪車累計生産500万台を達成

スズキ株式会社のインドにおける二輪車の生産販売子会社であるスズキ・モーターサイクル・インディア社(SMIPL社)は、7月13日に累計生産500万台を達成した。

500万台目となった「ジクサーSF250」

SMIPL社は2006年2月に「GT125」の生産を開始し、これまでにスクータータイプの「アクセス125」やバックボーンタイプの「ジクサー」など110~250ccクラスのモデルを中心に生産台数を拡大してきた。生産開始から14年5ヵ月で500万台の累計生産を達成した。
2019年度のインドにおけるスズキの販売台数は685,223台、前年比102%と、全体市場が前年割れする中でも、「アクセス125」の販売貢献により伸張を続け、シェアは3.9%となっている。SMIPL社はインド国内だけでなく、周辺国や日本、アセアン、中近東、中南米などへの輸出も行っており、スズキの二輪車最大の生産拠点としての役割を担っている。

生産台数上位5車種

順位車種名台数
1アクセス125347.8万台
2ジクサー150/ジクサーSF15043.2万台
3ヒート/ゼウス/スリングショット28.4万台
4ハヤテ19.7万台
5バーグマンストリート17.7万台

生産台数の推移

生産開始2006年2月
100万台達成2012年1月
200万台達成2014年8月
300万台達成2017年4月
400万台達成2018年12月
500万台達成2020年7月

スズキ・モーターサイクル・インディア社の概要

社名Suzuki Motorcycle India Private Limited
本社所在地ニューデリー市
従業員数約1,400名(2020年3月末現在)
資本金178億1,553万ルピー(スズキ出資比率100%)
生産台数798,437台(2019年度)
二輪生産車種アクセス125、バーグマンストリート、ジクサーシリーズ、イントルーダー等

参照元サイト

SUZUKI株式会社

ヨシムラ・スピリット~レースで培われた匠の技術~【新価格版】【ウィック・ビジュアル・ビューロウ】

世界に誇るコンストラクター“ヨシムラ”。全日本や8耐、さらにアメリカでの活躍と、創業者POP吉村から引き継いだ挑戦のスピリットを、シュワンツや辻本はじめ歴代ライダーや関係者の証言とともに探る、ヨシムラ・レーシングの歴史。ファン必見のドキュメンタリー。

ヨシムラ・スピリット~レースで培われた匠の技術~

◆“POP”吉村秀雄から不二雄、そして加藤陽平へ ─
◆ヨシムラ R&D オブ アメリカ
◆鈴鹿8時間耐久ロードレースへの挑戦(2010年/2011年)
◆スーパーバイク世界選手権への挑戦
【特典映像】
◆竹中治、辻本聡が語る「POPのエピソード」
 POPと共に戦ってきた2人が語る。
◆ヨシムラ・プレゼンテーション・ビデオ

◆先行発売日:2020年7月22日(書店、バイク用品店、メーカー直販)
◆価 格:¥2,200(税別) ¥2,420(税込)
◆DVD品番: WVD-525
◆JANコード:4938966011425
◆仕様
DVD片面1層 本編87分/特典15分 リージョンALL/日本語/カラー/16:9サイズ/ドルビーデジタル

発売:㈱ウィック・ビジュアル・ビューロウ
Freedial 0120-19-8195

情報提供:ウィック・ビジュアル・ビューロウ

2021年モデル KLX230R 発売

2021年モデル KLX230R 発売KLX230Rは、誰もが本格的なオフロードライディングを楽しめるように開発。新設計のエンジンとフレームは、オフロードでの楽しさを追求しています。

KLX230R

空冷4ストローク232cm3単気筒エンジンは低中回転域からの力強いトルクを生み出し、シンプルな構造でオフロード走破に理想的な設計。そして、コンパクトなペリメターフレームは、オフロードライディングでの操縦安定性を実現しています。さらに、余裕あるロードクリアランスとロングストロークサスペンションも、高いオフロード性能に貢献。

エンジンとフレームのバランスは、幅広いライダーが楽しめるように設定されています。外観は、KXシリーズを踏襲し、人間工学に基づきマシンコントロール性が高いスリムさとアグレッシブなデザインを採用。
加えて、軽量な樹脂製タンク、アルミニウム製スイングアームなど、兄弟モデルのKLX230から各所がアップグレードされ、より軽量な車体(115kg)、より大きなサスペンションストローク(フロント:250mm/リヤ:251mm)、より余裕あるロードクリアランス(300mm)をもっています。フロント21インチ、リヤ18インチのホイールを装備したこの新しいオフロード専用モデルは、軽量、パワフル、扱いやすさを兼ね備え、オフロードアドベンチャーに最適な1台です。

■主な変更点

・カラー&グラフィックの変更

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
GSX-R125 ABS 特別色 393,800円

※KLX230Rは公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できません。
※当モデルは二輪車リサイクル対象車両です。価格には二輪車リサイクル費用が含まれます。
※当モデルは川崎重工業株式会社の海外工場PT. Kawasaki Motor Indonesia(KMI)で日本向けに生産された車両です。

参照元サイト

カワサキモータースジャパン

「スーパーカブ」と女子高生の物語 異色のラノベが大好評ヒット!

小説『スーパーカブ』が多くの人に読まれ、好評を得ている。主人公は、山梨の高校に通う平凡な女子生徒。通学用に手に入れたスーパーカブを通じて、新しい出来事を経験し、人と出会い、成長していく青春物語だ。作品を読んだホンダの広報担当者は、「バイクに初めて乗ったときの“楽しさとハラハラ感”を思い出させてくれた。主人公を応援したくなる作品」と、話している。

女子高生とスーパーカブを描いた『スーパーカブ』(角川スニーカー文庫/1~6巻・続刊)というライトノベルが、面白いと評判だ。2017年5月に第1巻が発行されると、反響が大きかったことからコミック版も出版され、現在、TVアニメ化に向けて製作が進んでいる。どこまで大きなヒットになるか楽しみな作品だ。
主人公は、山梨県北杜市の公立高校に通う女子生徒で、名前は「小熊」。両親がおらず、頼れる親戚もなく、友達もいない。趣味もなければ、将来の夢もない、内向的な女の子だ。そんな小熊が、通学のために手に入れたのが、ホンダのスーパーカブ。何もなかった小熊に、バイクのある生活が始まった――。今回は、この作品の魅力にフォーカスを当ててみたい。

小説『スーパーカブ』(第1巻)

ライトノベルのなかでも異色の作品

かつて中高生向けに企画されたライトノベル。いつしか“ラノベ”と略して呼ばれるようになり、学園コメディ、ラブコメディ、SF、異世界ファンタジーなどの人気ジャンルを確立。登場人物はアニメチックなイラストによってビジュアル化されている。これがいまの一般的なラノベのスタイルで、レーベル(発行元)ごとにマニアな大人のファンも大勢いる。大ヒット作品ともなれば、世界中で何百万部と読まれるという。
『スーパーカブ』の編集を担当している兄部萌柚子さんは、次のように話す。「スニーカー文庫の作品のほとんどが男性の視点で書かれているなかで、主人公を女子高生にして、バイクとの出合いを描いていくという着想がユニークです。普通の日常が淡々と展開されるところや、登場人物のビジュアルにしても、ごく平凡な女の子に描かれているところなど、ラノベのなかではかなり異色な作品になっています。そもそも“スーパーカブ”という固有の製品名がタイトルになっているのは、当社では前例のないことです。もちろんこのタイトルでないと作品が成り立たないし、読者を引きつける大きな力にもなっていると思います」
書店のなかには、ライトノベルの書棚だけでなく、二輪専門誌のコーナーにもこの書籍を置くところがあり、バイク好きの人たちにも、ファンが増えているという。

コミック『スーパーカブ』(第1巻)

バイクに乗ることで成長していく女子高生

小説の冒頭で、奨学金制度を使ってかろうじて高校に在籍できている小熊が、さほどの蓄えもないのにスーパーカブを手に入れるシーンは印象的だ。
学校までの道のりは山坂のため、自転車通学の小熊には原付の生徒が少しうらやましい。バイク販売店に立ち寄って商品を眺めるが、値札に驚いてため息をつく。その様子を見ていた老店主が店の奥から出してきたのは、埃まみれのスーパーカブだった。戸惑う小熊だが、なんと店主が提示した値段は、“1万円”。それならばとシートに跨ってみると、小熊の頬にフワッと初夏の風が吹き抜けた。トキメキを感じて「これ、買います」と、言葉が口をついて出た――というものだ。
と、納得できる展開だ。しかも「キャンペーン中だから」と、新品のヘルメットとグローブが小熊にプレゼントされるくだりでは、店主の心意気に拍手を送った読者も多かったに違いない。
このように、女子高生が衝動的にバイクを購入し、追って原付免許を取得、初めて公道を走り、徐々に運転に慣れ、学校にバイクで通うようになる。その流れのなかで、小熊にとって初めての出来事が次々と巻き起こり、それを経験していく。同じくカブに乗る仲間ができたのも大きい。バイクのある生活を通じて小熊は成長し、自立していくという青春物語だ。

バイクを手に入れた小熊
「スーパーカブ」より

兄部さんは、「私自身はバイクに乗りませんが、いち読者として、この作品を通して知らないバイクの世界を面白く垣間見ることができ、いろいろな“気づき”を楽しんでいます。バイクに乗る読者にとっては、バイクにまつわるいろいろな話にリアリティがあって、たとえば、ガス欠しそうになったときの小熊の不安感や、オイル交換やパンク修理を自分でやろうとするシーンなど、共感できる要素がふんだんに盛り込まれています。作者のバイクに関する引き出しが豊富で、それが小熊の日常にリンクしてるところが、この作品の身上だと思います」と、その魅力について話している。

バイクの“小ネタ”も満載
小説「スーパーカブ」第5巻カバー

執筆の動機は「バイクのある物語を想像するのが楽しい」

小説に次いで、『スーパーカブ』のコミック版は、2018年5月に発行され、現在書籍版・カクヨム版、第4巻まで発売されている。また今年5月に、TVアニメ版のPR動画がYouTubeで公開されると、1カ月で70万回もの再生を数え、作品の認知度はどんどん拡大している。
作者のトネ・コーケンさんにとって、『スーパーカブ』はまさに会心のデビュー作になった。執筆の動機について尋ねると、「バイクに関するいろいろな楽しみ方があるなかで、バイクのある物語を想像し、創作を楽しむ人間がここにいるということを伝えたかった」という。「あるときは、こんな人がバイクに乗っていたらいいなとか、バイクであんな出来事が起きたらいいなと思った話を書き、あるときは自分の身に起きたことをそのまま書き、そしてあるときは、バイク乗りとしてなりたかった自分自身を書く。ずっと昔に、自分が乗るバイクを夢見ていたころからそうしていて、これからもそうです」と、書くことへの思いを述べている。
 トネさん自身、実際にスーパーカブを所有しており、「通勤や所用の交通手段として非常に便利でありながら、つい行き帰りに当てもなく走り回ってしまう、カブはそんな存在」と、愛車について評している。

小熊には“カブ仲間”もできた
コミック「スーパーカブ」第4巻カバー

現実の高校生にもスーパーカブの魅力を伝えたい

本田技研工業株式会社では、『スーパーカブ』の書籍化に当たって、製品名をタイトルに使うことを許諾しており、その対応をしたのが二輪広報の高山正之さんだ。

高山さんは、1994年から同社の広報を担当し、スーパーカブの歴史に関しては社内のオーソリティでもある。小説『スーパーカブ』の感想について尋ねた。
「自分が初めてバイクに乗ったときの、楽しさとハラハラ感が共存しているような感覚を思い出しました。バイクで自立していく主人公をついつい応援するような気持ちで読みました」と話す。 創業者である本田宗一郎さんが世に出したスーパーカブは、基本コンセプトとデザインを変えることなく、世界中の人たちから愛され続けている。昭和の経済成長とともに、郵便や新聞の配達、デリバリーなどで使われ、ビジネス車としてのイメージが長く続いた。
高山さんは、「1997年にリトルカブが発売されてから、スーパーカブシリーズは実用車というだけでなく、レジャーの乗り物としても楽しめるという考えが出てきて、いまではそのイメージもかなり浸透しています。趣味でカブを楽しむファンイベントはたいへん盛況ですし、最近では若い人や女性の方々からも支持されるようになりました。スクーターと違って、カブの場合、ギアチェンジやフットブレーキなど、少しモーターサイクルに近い操作が求めらるので、走っていて楽しく感じられます。高校生のなかでバイクに乗る人はまだまだ限られていますが、交通社会への入口としてスーパーカブに触れていただければ、いままで知らなかった世界を覗くことができると思います。小説に描かれたのと同じように、バイクという乗り物は、若い人たちの自立心と責任感を養ってくれる良き“相棒”だと思います」と、話している。
ホンダのスーパーカブシリーズは、2017年10月に世界生産の累計が1億台を達成し、2018年には誕生60周年を迎えた。ホンダが世界に誇る名車中の名車である。

●問い合わせ先
株式会社 KADOKAWA カスタマーサポート
TEL:0570-002-301
URL:www.kadokawa.co.jp/

本田技研工業株式会社 広報部 企業広報課
TEL:03-5412-1512
URL:www.honda.co.jp/motor/

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MOTO INFO

国内モータースポーツ競技会の開催について(日程変更情報)

一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会の主な全日本選手権レース・競技会の日程が以下のように発表されている(2020年6月19日現在)。新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、さらに変更される可能性がある。

全日本ロードレース選手権シリーズ
全日本モトクロス選手権シリーズ
全日本トライアル選手権シリーズ

●問い合わせ先
(一財)日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)
TEL:03-5565-0900
URL:www.mfj.or.jp/

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MOTO INFO

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