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スズキ、世界耐久選手権(EWC)参戦体制を発表 ファクトリーチーム「ヨシムラSERT Motul」参戦

スズキ株式会社は、二輪車による耐久ロードレースの最高峰である、国際モーターサイクリズム連盟(以下FIM)主催の「2021 FIM 世界耐久選手権(EWC)」に株式会社ヨシムラジャパン(以下ヨシムラ)共同で参戦する。

参戦車両:スズキ GSX-R1000R

スズキは、ブランド力の訴求と高い技術力を証明する目的でロードレース世界選手権(MotoGP)に参戦している。また、お客様へ当社商品の高い性能、快適性などの商品力、技術向上を目指して二輪車のレース活動を通して技術開発を行ってきた。
その中でも、市販車両をベースにした世界耐久選手権(EWC)は長時間の連続走行を強いられるマシン、ライダー、チームにとって非常に過酷なレースである。
スズキは、GS シリーズ、その後継のGSX-R シリーズで19 回の年間チャンピオンを獲得しているが、特に1980 年より「SERT(スズキ エンデュランス レーシングチーム)」と共に挑戦を続け、1983 年にはじめて年間チャンピオンとなって以来、これまでに16 回の年間チャンピオンを獲得している。

ヨシムラは1954 年の創業以来、レース用4 ストロークエンジンのチューニングや二輪車用品を手掛け、1971 年より米国の二輪車レースに参戦し、翌年には活動拠点を設立するなど、いち早く海外レースに挑戦してきた。
また、日本国内では1978 年の第1回鈴鹿8時間耐久レースの優勝をはじめ、数々のレースで輝かしい成績を収めており、世界的なチューナーとして二輪車の発展に貢献している。1976 年にスズキ初の大型4 ストローク車(GS750)のレース車両開発に協力して以来、現在に至るまでスズキと共に鈴鹿8 時間耐久を中心にレース活動を続けている。

スズキは、2019-2020 年シーズンにヨシムラ、SERT と共にマシン開発を進めEWC 年間チャンピオンを奪還した。2021 年シーズンは、チーム運営をヨシムラに委託し「ヨシムラSERT Motul」として参戦体制をファクトリーチームとして更なる強化を図る。「SERT」で培ってきたレーシングチームとしてのノウハウに加え、レース車両のチューニング、チームマネジメントに高い能力を持つ「ヨシムラ」と共同で参戦することで、「チーム スズキ」を具現化するチームワークが勝敗に大きく影響するEWC の連覇を目指す。
スズキは、レース活動を通して市販車両の高次元の商品性の実証と、二輪商品へのフィードバックを行うことで、より魅力的な商品の開発を進め、ブランドイメージの向上を図る。

参戦車両:GSX-R1000Rスペック

全長×全幅×全高2,075mm×705mm×1,145mm
ホイールベース1,420mm
車両重量175kg以上
エンジン形式水冷4サイクル直列4気筒DOHC4バルブ
排気量999cm3
最高出力160kW(217PS)以上
エキゾーストシステムヨシムラR-11sq RレーシングチタンサイクロンSPL
ギアボックス6速
フレーム形式アルミツインスパー
タイヤ(フロント/リヤ)ブリヂストン製 17インチレーシングタイヤ
フロントサスペンションオーリンズ製 倒立フォーク
リヤサスペンションオーリンズ製 RSPリアショック
ブレーキ(フロント/リヤ)ブレンボ製スチールディスク/サンスター製スチールディスク

参照元サイト

SUZUKI株式会社

スズキ、FIM世界耐久選手権で 4年ぶり、16回目の年間チャンピオン獲得

FIM(国際モーターサイクリズム連盟)主催の「2019-2020 FIM 世界耐久選手権」に参戦している「スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)」が9月26日にポルトガル エストリルサーキットで行われた最終戦「エストリル12時間」で4位を獲得し、シーズン累計ポイントで4年ぶり、16回目の年間チャンピオンを獲得した。

2019-2020 FIM世界耐久選手権 最終戦 エストリル12時間耐久ロードレース

二輪車世界耐久選手権は、市販車をベースに耐久レース仕様に改造された二輪車で競われるレースで、今シーズンは年間4戦が行われた。スズキはスーパースポーツモデル「GSX-R1000」で参戦している。

2019-2020 FIM世界耐久選手権 最終戦 エストリル12時間耐久ロードレース
エティエンヌ・マッソン選手

今シーズン、SERTはヨシムラジャパンの技術支援も受けながら、第1戦フランスの「ボルドール24時間」で優勝した後、第3戦のフランスの「ル・マン24時間」では3位表彰台を獲得し、シーズン累計ポイントランキングでは2位と40ポイント差でトップについていた。そして最終戦(第4戦)で4位を獲得し、累計ポイントが2位と18ポイント差の167.5ポイントとなり、年間チャンピオンに輝いた。
年間チャンピオンの獲得により、SERTのチームワークの高さと「GSX-R1000」の高い総合力を証明した。

スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)
2019-2020年シーズンの成績

レース開催月日場所順位
第1戦ボルドール24時間2019年 9月21、22日フランス1位
第2戦セパン8時間12月14日マレーシア4位
第3戦ル・マン24時間2020年 8月29日、30日フランス3位
第4戦エストリル12時間9月26日ポルトガル4位
スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)
2019-2020年シーズンの成績

シーズン累計ポイント

チームポイント
1位Suzuki Endurance Racing Team167.5
2位YART-YAMAHA149.5
3位F.C.C. TSR Honda France143.5
シーズン累計ポイント

参照元サイト

SUZUKI株式会社

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