全日本モトクロス選手権 オーストラリア選手権を中心に活躍する、J・ウィルソン選手がMFJ-GPに出場
2021年10月23-24日(土日)、宮城県のスポーツランドSUGOで行われる、全日本モトクロス選手権・第59回MFJ-GPモトクロス大会(第7戦)に、ヤマハ・モーター・オーストラリアの契約ライダーであり、これまでオーストラリア選手権とニュージーランド選手権で合わせて6回のチャンピオンに輝くジェイ・ウィルソン選手が、「YAMALUBE YAMAHA RACING AUSTRALIA」から#106をつけた「YZ250F」でIA2に出場する。
ヤマハ発動機株式会社はこれまで、北米や豪州に若手ライダーを派遣してきたが、ウィルソン選手の招聘は海外拠点との交流の一環であり、また全日本モトクロスの活性化の一助となることを目的としている。
ウィルソン選手は、2009年にニュージーランドで開催されたジュニアモトクロス世界選手権で、オーストラリア人初の世界チャンピオンを獲得。以来、プロフェッショナルライダーとして、オーストラリア選手権ではモトクロスで1回、スーパークロスで2回。ニュージーランド選手権ではモトクロスで1回、スーパークロスで2回と、合計6回のチャンピオンを獲得している。
新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年は、全9戦で行われたAMAスーパークロス選手権の250SX Westに5戦出場してランキング19位を獲得したほか、クイーンズランドモトクロス選手権でチャンピオンに輝いた。2021年はオーストラリアモトクロス選手権のMX2に参戦中で4レースを終えランキング4位につけている。